自分で人生の９割はシナリオを決めてくる

自分で人生の９割はシナリオを決めてくる

どうやら生まれてくる前に
「自分で」
その９割のシナリオを作ってくるらしいです。

はじめ、この話を聞いた時
なんて馬鹿な話だ
と思いました。
じゃあ、あれこれ足掻く事は無駄なのかとなりますしね。
ジタバタしても
辛い現実は変わらないじゃないか！
救いがない！
そう思う事が自然です。
占い大好きだし、そんな風に思いましたとも！

だけど、今の私は
「自分で９割のシナリオを決めてくる」
という事に
なんて「幸せ」なんだ
と思うようになりました。

ポイントは
「自分で決めてくる」
というところです。

私は自分で言うもなんですが
「ナマケモノの強欲人間だ」
と思っています。
そして、この「ナマケモノの強欲人間」である私は
産まれる前であっても同じだろうな
と思っています。
産まれてからの今の人生で
人間的に威張れる人物に成長していない
と知っています。

そんなダメダメ人間の私の場合
自分に甘いシナリオしか書かないだろう
としか思えないのです。
もちろん、山あり谷ありのシナリオは物語として読んだ時に面白いので
少しはシナリオに入れるだろうけど
もしも神様が
「成長には、この試練が必要だ！」
と過酷な人生のシナリオを渡したとしても
ナマケモノの強欲人間の生まれる前の私が
こっそり簡単な方に書き換えるか
抜け道を用意するだろうな
としか思えないのです。

とは言っても、私がこの人生の９割はシナリオが決まっている
という考え方に出会ったのは、つい最近で
貧乏どん底の時ではありませんでした。
だけど、この考え方を知っていたら
貧乏の時は精神的に楽になるだろうなと今は思います。
貧乏の辛いところは、終わりが見えないことです。
将来を悲観し、苦しい事です。
未来は考えたところで、どうにかなるものではない
そう知っていても、シンドイのです。
現状を打破する方法が全く分からない中で
足掻く事は
常に合っているのか？
という自問自答を繰り返すことで、その答えの無いことは辛いのです。
結局、「未来がわからないこと」がツライのですが

ツライだけの人生は無い。だって、私が決めた「シナリオ」なのだから。

そんな風に思えたら、「楽」です。
シナリオは見えないので、正解もわからない。
だけど、色々動いて足掻いていれば、どれかは当たります。
足掻けば足掻くほど、当たる確率は上がります。
足掻かなければ、当たる事は無いのです。
じっとしていても、誰かが何かの幸運を運んでくる事はありません。

足掻く事も「シナリオ」に入っていると考え
行き詰ったら、足掻いておけばいいと私は思います。
自分が人生の９割のシナリオを決めてくるならば
きっと、私のことだから解決策や抜け道が見つけやすいようにしているだろう
そう考える事の方が自然です。
そして、何よりナマケモノで強欲な私が喜びそうな人生しか用意しないだろうな
と自分だからこそ確信できるのです。

私は「幸せ」になるために生まれてきた

それさえ、信じていれば
足掻くだけ足掻いて動いてさえいれば
自分の決めたシナリオ通りに幸せになれる
本当に追い込まれた時に、救われる考え方だと私は思います。
（２０２１．０７．０４）